問1 3 von
駅はここから10キロメートル離れたところにある。
問2 4 deiner
私の車は駐車場に停めてあります。あなたの車はどこですか。
代名詞を選ぶ問題。空所に入る可能性のある名詞は文法と意味から推測して三つ。先行する名詞のWagen、Parkplatz、そして質問の相手になる人間。対象の人間は選択肢から判断して二人称になるが、空所はは主語の位置にあるため、適切な選択肢duがない。「あなたの駐車場はどこ?」とこの場面で駐車場の所有権を巡って話す会話はありえなくはない。ただ意味的には「あなたの車はどこ?」とするのが最も適切。Parkplatzを先行詞と考えても正解は変わらないが、むしろ評価すべきは正解よりもユニークな発想であろう。
問3 4 dem
先ほど散歩中に出会った男性は誰ですか。
jm./et.3 begegnen (偶然に)出会う、出くわす、遭遇する
語法問題。begegnenは三格の名詞と結びつく。2のmit demを選ばないように注意。
問4 2 groß
私の娘の身長は170cmです。
語法問題。身長の高さはhochではなくgroßを用いる。hochの対語となるkurzも不可。niedrigは高さや位置が低いことを指す。
問5 2 wurde
昨日、スーツケースを盗まれました。
受動態。stehlenは動作動詞なので、助動詞はwerdenとなる。要するに直感で動作動詞と状態動詞を判別できるほど、ドイツ語を読んでいるかが問題。盗まれた対象はスーツケースなので主語はichにならない。
問6 3 läuft
この映画館でいつもおもしろい映画が上演されている。
語感。映画の「上演」は進行するものと考えられ、進行に近い意味を持つものはlaufen。fließenの「流れる」も通りそうだが、fließenは川や時のような無為のものに用いられる。これらの感覚はドイツだけではなく西欧圏全体に当てはまるため、英語やフランス語でも同様の表現になる。drehen「回す」はFilmがフィルムのではなく映画の意味なので不適当。
問7 1 gekonnt
そのアメリカ人はドイツ語が上手だ。
文法問題。間違えた人はドイツ語検定4級から出直そう。
問8 1 halte
私は自分の足で立つことは重要なことだと思う。
jn./et4 für ... halten 人(物)を…と見なす、…だと思う
問9 3 Rahmen
短いインタビューの範囲内で詳細を知るのは簡単ではない。
少し難しい。まずeinesは二格であることに気づけるかどうかがポイント。二格であることが分かればインタビューに場所・街は不適切な事が分かる。正解は3 Rahmenとなるが、この単語自体が少し難しい。主に枠や縁の意味だが、そこから派生して範囲、背景、舞台の意味を持つ。einesが二格であることに気づけたら、それだけで得点をあげたくなるくらいの問題。
- 3 am Anfang
もうすぐ長期の休暇が( 19 )
前置詞の語感。不適切なものを選ぶ問題。適切なものは1、2、4で、どれも「終わろうとしている」という意味になる。2と4はほぼ同義で、「通りすぎて」という意味でここでは時間を対象にしている。また、1はzuが「〜に向かう」という語感を持つため、「終わりに向かう」という感覚になる。それに対して3のanは時間的には範囲を指し、時間的な進行を示すschon baldとかみ合わなくなる。よって不適切なものは3 am Anfangとなる。
問1 2 habe vor
私はイタリアに行く予定です。
問2 4 gar kleine Wunde
私は幸運な事に、事故の後にかすり傷さえなかった。
問3 4 Eine saubere Umwelt bekommt man heute nicht mehr geschenkt.
今日において、もはや清潔な環境をただで手にすることはできない。
少し難しい表現が含まれる。その表現が理解できなければドイツ語が読めないのであって、ドイツ語が読めなければ解答を求められない。要するに普通のドイツ語問題だ。
nicht mehr ... もはや…ない
... sein zu haben …が手に入る
et4 geschenkt bekommen …を[贈り物として]もらう
1. 今日の日常の中で私たちはもはや清潔な環境を想像することはできない。
2. 今日では経済的な援助が清潔な環境を保証しない。
3. 今日において、清潔な環境への様々な努力は無益である。
4. 今日において、人間はもはや清潔な環境を与えられてはいない。
- 1 kam
a) ときどきスポーツで激しいもめごとが起きた。
b) 子供がついに部屋を片付けた。
c) この芝居は昨年、街の劇場で上演された。
基礎的な動詞kommenの意味の多様性が理解できるか問われている。恐らくドイツ人にはどれも同じkommenであるが、kommenを日本語で理解すると一義的に理解することはできない。言語という決定的な文化差を埋める第一歩のような問題であり、私が考えるにこれこそが良問。kommenは単純に訳せば「来る」となるが、その意味は移動の範囲に止まらない。過去は違う姿であったものが今の姿に変化することも、過去から今に向けて「来る」、つまり「…になる」と訳される。この問題は全てこの意味で「…になる」という意味が空所に入るため、正解はkamとなる。
- 3 Ein Messer
ナイフは刃のついた鋭く平らなもので、大抵は金属から作られ、人はものを切るために利用する。
ドイツ語を読めれば解ける、と思いたい。受験生の中にハンマーに刃をつけてものを切るために使う人がいないことを祈る。