1993年度大学入試センター 第3問

  1. 和訳(直訳)
    ヘルガ「明日の天気は( 25 )どうですか、カール?」
    カール「よくなりそうです」
    ヘルガ「それならば私たちは明日ハイキングに行くことが出来ます」
    カール「はい、天気は確かによくなります、( 26 )私は時間がありません。だって君が歯医者に僕の予約を入れたんだから」

    和訳(意訳)
    ヘルガ「カール、明日の天気はどう?」
    カール「晴れそうだよ」
    ヘルガ「それなら明日はハイキングに行けそうね」
    カール「うん、確かに天気はよさそうだね。でも僕には時間がないよ。だって君が歯医者に僕の予約を入れたんだから」

    解説
    問1 3 denn
    1. desto: それだけにいっそう(常に比較級を伴う)
    2. darüber: その上方に
    3. denn: 疑問文に用いられ疑念や気安さを示し、「~の件はどうなった?」というニュアンスを作る。語彙を日本語に訳出することは出来ない。
    4. damals: 当時、そのころ
    dennは接続詞で「つまり」、副詞で「そこで」などの意味を持つが、この問題で用いられるdennは特殊。用法は上に述べた通りで、日本語に訳出することが出来ない。特殊ではあるが実際にはよく見るもので、口語では何気に発せられることが多い。恐らくこれまでに目にしたことがある人は多いと思うが、そこでdennの用法を理解していたか否かが成否の境目であろう。

    問2 1 aber
    1. aber: しかし
    2. sondern: ・・・ではなくて・・・(先行する否定詞に呼応する)
    3. そして
    4. つまり
    sondernも逆説の接続詞だが、先行する文の否定詞を打ち消すときにのみ用いる。先行文に否定詞がないため、ここでは不可。

    問3 3 zum Zahnarzt
    du mich zum Zahnarzt bestellt hastが正解。
    weilが副文を導くのは基本。
    ただし、口語に場合はweilに導かれる副文は、定動詞が主語の後に来ることもある。
    よって、du hast mich zum Zahnarzt bestelltも決して間違いではない。
    とりあえずweilが副文を導くのは基本なので、こういう場合は基本に従おう。
    天邪鬼になっても得はない。
     

  2. 和訳(直訳)
    電話が鳴ったとき、彼はちょうど居間でテレビの前に座り、夜のニュースを見ているところだった。「夜にここで休みを持つことが一度もない」彼はそう思い、電話に行った。彼は話している間、顔がいっそう明るく、喜んでいった。そこで彼は喜びのあまり飛び跳ねて大声で叫んだ。「だがほとんど信じられない!こんなことは私には今まで一度も起こったことがなかった!私はすぐにこれを友達たちに言わなければならない!または・・・あるいは私はまず最初に両親に電話をするべきだろうか?」
    彼は両親に電話をして言った。「お母さん、あなたはそれを信じ( 31 )、しかし私はたったいまロトで100,000DM勝ったんだ!」

    和訳(意訳)
    電話が鳴ったとき、ちょうど彼は居間でテレビの前に座ってニュースを見ようとしているところだった。「夜に休むことも出来ない」彼はそう思いながら電話を取った。彼が電話で話す顔は、徐々に明るくほころんでいった。そして彼は喜びのあまり飛び跳ねて大声で叫んだ。「信じられない!こんなことは今まで起きたことがない!すぐにこのことを友達に話さなければ!いや、まずは両親に電話をするべきだろうか?」
    そして彼は両親に電話をして言った。「お母さん、信じないかもしれないけど、僕はたった今ロトで100,000DM勝ったんだ!」

    解説
    問1 3
    読めれば解ける。

    問2 2
    1. 人はそれをそう信じるだけではない。
    2. 人はそれをほとんど信じることができない。
    3. 人はそれをすぐに信じる必要がない。
    4. 人はそれを絶対に信じないだろう。
    読めれば解ける。

    問3 4 nie
    So etwas ist mir noch nie passiert
    動詞を否定する単語は動詞の直前にくる。

    問4 4 kaum
    1. leicht: 簡単に
    2. doch: しかし
    3. manchmal: ときどき
    4. kaum: ほとんど・・・しない
    空所に入れて意味が通るのは4のみ。

    問5 3 hunderttausend
    ボーナス問題。