1991年度大学入試センター 第3問

A

問1 3 Stadtmitte
訳例:
A: このバスは街の中心に行きますか?
B: すいません、どこへ?
A: 私は貴方にこのバスが街の注進へ行くのか聞きたいのです。
訳し方に困るドイツ語。とりあえずBの内容が疑問詞を用いた疑問文なので、その疑問詞の回答が答えになる。訳はないほうがいいかもしれない。

問2 1 schreiben
訳例:
A: 私は彼女に電話をしようとした。しかし私は彼女に届かなかった。
B: それなら貴方は彼女に書いておきなさい。
問1の内容と矛盾するがこういう問題は基本的に意味が重要。全文の内容と比較する。話の基準は「彼女への連絡」にあり、「電話がつながらない→では書きなさい」という会話の流れになる。よって書くという行為が正解。電話が圏外で届かなかったのか留守電になったのか、また書くとは手紙か書き置きかメールか、という推測をする必要はない。意訳は誤訳の元だ。

B

3 Er ging gleich nach dem Essen spazieren.
sofortは「すぐに」という意味。gleichは「同じ」が原義となるため、ここでは「時間」が同じ、つまり「同時に」と訳せるものを選ぶ。
例文: 君はすぐに医者へ行かなければいけない!
1. 1+6「=」7
2. 私の兄と私は同じ大きさだ。
3. 彼は夕食の後すぐに散歩に行った。
4. 人々が言うことは私にも同じだ。
曲解すればどれも答えになりそうだが、時間を示しているのは3のみ。訳の上では「すぐに」となるが、語感としては「夕食の後」という時間と同じ時間に、となる。

C

3 Mein Mann _____ zu Hause zu Mittag.
1. ミラーさんは駅までタクシーを取る。
2. 母親が腕の上に子供を取る。
4. 私の妻は全てを真剣に取る。
直訳なので違和感を感じるかもしれないが、意訳することができる次元。
3. 私の主人は昼に家に取る。
これは意訳不能。
何がおかしいかと言われればおかしいところはいくらでもある。意味もおかしいし、意味を作り出す文法もおかしい。

D

問1 3 weiß
Ich erzähle Ihnen darüber, was ich alles weiß.
関係代名詞を理解できて入れば簡単。darüberで先行詞を設置、それに呼応する関係代名詞wasを副文の文頭に設置、動詞は文末に設置。この時点で答えは出る。

問2 4 zu
Sie brauchen nicht zu antworten, wenn Sie nicht wollen.
主文に来るのは「答えなくても結構です」という文。答える必要はないという文を作ればいい。

問3 2 jemand
Hören Sie jemand klopfen haben.
疑問文で過去のことを問う。文自体は現在形なので、原型のHörenを文頭に設置。次に主語のSieが続く。ここで関係詞の省略があり、jemandを主語とした現在完了の文が続く。